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これであなたも、ちょこっと豆知識  沖縄料理版

1.***沖縄の食文化 ▼   ★項目バーをクリックすると開閉します。

世界有数の長寿地域、沖縄。

 世界有数の長寿地域としても知られる沖縄。100歳以上が365人もいて超高齢者の元気ぶりには、目を見張るほどの健康県です。その健康県を支えているのが沖縄の食・沖縄料理である。食べる事で健康な体を得て、病気を予防する沖縄の知恵。沖縄料理は医食同源の料理が息づいています。
 まさに沖縄の方言でぬちぐすい命に良い・命の薬と言えるでしょう。
 また、戦後アメリカの軍政下におかれた沖縄では、食文化においてもアメリカの影響を受けるようになりました。戦争直後の食糧不足の状況下で米軍の軍用食料から供出された豚肉の缶詰、ポークランチョンミートが一般に普及し、現在ではチューリップやスパムをはじめとする輸入物だけではなく県産品も製造されるなど、大量に消費されるようになりました。もともと豚肉をよく食べ、市場では塊を塩茹でしたものが売られていたため、受け容れられやすかったのでしょう。
 これも新しい沖縄料理の特徴です。

2.***豚肉料理

豚肉料理

沖縄料理の主眼とされるのは、豚肉を利用した料理である。中華料理(台湾料理など)同様に、沖縄料理ではブタを利用した料理が特に発達しており、「鳴き声以外は全部食べる」と言われるほど、一頭の豚を文字通り頭から足先まで料理に使用する。中でも有名なのは豚の角煮であるラフテーやあばら骨の部分を煮込んだソーキであるが、耳の部分を切り取り、毛を剃ってその軟骨部分を食べるミミガーなどが有名である。 基本的に、豚肉を料理する際にはよく煮込んで、また料理によってはゆでこぼしてから用いる。このため、余分な脂肪が抜け出て健康的な料理になると言われている。豚肉は脂分が気になるが、1時間程ゆでると、脂分が約51%抜け出て、コラーゲンが豊富に残留しているため、肌の美容に良いとされている。
 また、内臓は中身と呼ばれ、イリチーと呼ばれる炒め煮にされるほか、様々な内臓をコンニャクやコンブとともに入れた中身汁と呼ばれる吸い物などに利用されている。とにかく沖縄における豚肉料理のバリエーションは非常に多彩である。豚肉料理において、沖縄料理と台湾料理とは香辛料に違いがあるが、それを除けばほぼ同じ料理であるものも多い。

3.***野菜料理

島野菜

 沖縄の野菜料理といえばチャンプルー(野菜炒め)が有名である。使われる野菜は一般的なタマナ(キャベツ)、ニンジン、マーミナ(モヤシ)などの他にゴーヤー、パパイヤなど独特のものも存在し、多くの場合沖縄独特の固い豆腐が加えられる。タロイモの一種であるターンム(田芋)も伝統的な食材であり、甘く煮た田楽などがある。紅イモ島らっきょう、シマナ(カラシナ)、ンジャナ(ニガナ)、ハンダマ(水前寺菜)、ナーベラー(ヘチマ)、アロエ、など沖縄ならではの食材は多数あります。
 ンジャナには整腸・利尿・解熱の作用があり、ゴーヤーにはレモンの10倍のビタミンCが含まれていて、フーチーバーは万病によいとされている。

4.***豆腐・麩料理

豆腐・麩料理

 炒め物のチャンプルーに使うしっかりした島豆腐がある一方で、おぼろ豆腐よりも軟らかい「ゆし豆腐」(寄せ豆腐)もよく食べられている。豆腐を紅麹と泡盛に漬け込んだ「豆腐よう」も沖縄名産として名高い。また、大豆ではなく、落花生を使った「じーまーみー豆腐」(地豆豆腐)も風味豊かな郷土食である。
 島豆腐は一般的な木綿豆腐よりも水分が約5%少なく、固いのが特徴。水分が少ない分、たんぱく質やビタミンB1・B2が多く含まれている。ガンの予防効果があるイソフラボンも豊富である。 豆腐の消費量は、一人あたり全国の2倍近い量を消費している。
 沖縄で小麦の栽培はされていないが、小麦粉から作る麩を使った料理も多く、宮廷料理から広がったものと思われる。車麩に卵を吸わせて炒めた、麩チャンプルーは家庭の惣菜としてよく食べられている。

5.***海藻・昆布料理

モズク・アオサ・昆布

  海草を用いた料理も盛んで、スヌイ(モズク)は酢の物にし、アーサ(アオサ)は汁に入れるほか、いずれも天ぷらの具にしたりする。また、海ブドウも沖縄独特のものとして、土産物などとして珍重されている。また、クーブ(コンブ)を利用した料理が盛んで、だしに使うほか、締め昆布を煮物や炒め物に用いたり、千切りにしてクーブイリチーと呼ばれるイリチーになどにする。沖縄県のコンブの消費量は全国でも一、二を争う。沖縄で昆布が生産されないのに消費量が多いのは、江戸時代、日本と中国との交易の中継点として沖縄が利用されていた頃、日本から中国への輸出品として沖縄に運ばれた北海道産のコンブが用いられるようになったからだとされている。
 昆布はアルカリ性食品で、成人病予防に効果がありとされている。食物繊維やカルシウムを多量に含んでいる。また体内で作ることの出来ないメチオニンや脂肪酸などすぐれた栄養素をもっている。もずくはミネラル・食物繊維が豊富で、コレステロール値を下げ、大腸ガンの抑制作用がある。また最近ではO157にも効果があるという研究結果がでている。

 

6.***魚

沖縄の魚

沖縄周辺で獲れる魚の中には、グルクン(タカサゴ)、ミーバイ(ハタ)、イラブチャー(ブダイの一種)など独特の魚も少なくない。グルクンの唐揚げが有名です。イラブー(エラブウミヘビ)を煮込んで汁物にしたものなどは沖縄独特のものである。魚の加工食品としては、スク(アイゴの稚魚)を塩漬けにしたスクガラスや、沖縄風薩摩揚げのチキアギ(付け揚げ これを「カマボコ」と呼ぶこともある)などがある。また沖縄では刺身を食べる際に酢味噌や酢醤油を用いることが多いが、これは魚の傷みやすい南国ならではの知恵の名残であると言われている。

グルクン

7.***米料理

 沖縄発祥の料理としては、タコスの具材をご飯の上に乗せたタコライスが有名である。 ジューシー(雑炊)フーチバー(ヨモギ)などの野草や野菜、ヒジキ、豚肉などを米と一緒に炊き込んだものが有名。 また沖縄では、チャンプルーを卵とじにしてご飯の上にかけたものをチャンポンと呼称するほか、カツ丼にニンジンなど多種類の野菜が入るなど、名称は同じでも本土とは違った形の料理となっていることも多い。

8.***沖縄そば

すば

 サーターアンダーギー(砂糖てんぷらとも)やちんすこうといった独特の菓子も有名である。サーターアンダーギーはかなりボリュームがあるため、軽食としても食べられる。ちんすこうは元々が沖縄宮廷に縁の菓子であるため、贈答品などにも利用される。どちらも中国などから伝来した菓子の変形と考えられる。
 この沖縄独特のお菓子に欠かせないものが、黒糖です。カルシウムは白砂糖の240倍・鉄分は47倍・カリウムは366倍。ビタミンB1・B2やたんぱく質も豊富。コレステロールや中性脂肪を下げる働きもあり、体から塩分を排出するために役立つという。肌をキレイにしたり、ストレスへの抵抗を高める美容効果がある。

9.***菓子

菓子

 沖縄そば(方言風に「すば」とも)は、中華料理に由来する麺料理が、本土におけるラーメン同様、明治以降に独自の地域的変化を遂げたものと考えられており、沖縄では「そば屋」と言えば沖縄そば屋を指すほどポピュラーなものになっている。麺は小麦粉をガジュマルの灰汁(またはかんすい)で打ったもので、そば粉は用いない。これをブタやカツオ、コンブのだしで取ったスープで食べる。具はチギアギや小口ネギ、豚の三枚肉などであるが、ソーキを醤油とみりんで味付けしたものを乗せたソーキそばティビチそば、トッピングとしてのアーサフーチバーなどのバリエーションもある。なお調味料としては、明治以降に発展した「コーレーグース」(泡盛にトウガラシを漬け込んだもの)というものが用いられることがあるが、調味料としては粘度が低い上に非常に辛いため、軽い気持ちで振り掛けると辛くてスープが飲めなくなることもある。風味付けの適量は数滴程度で、醤油を垂らすようにして扱うのが正しい加え方。

さとうきび